親子で歩こう広島原爆・戦争遺跡(平成23年8月7日実施)

投稿日:2011.08.14

= 案内講師をお願いしました多賀俊介先生から寄稿していただきました。 =

 広島が原子爆弾で壊滅した66年前の日を想いながら、8月7日朝、昨日と同じような暑い青空のもと、「親子で歩こう広島原爆・戦争遺跡」ツアーは8名(熊本からのご家族、広島の中学生と保護者)の参加を得て出発しました。

 「広島には原爆や戦争に関わる遺跡が平和公園以外にもたくさんあります。そこに実際に足を運んで、自分の目で見て肌で感じて平和を考えるきっかけにしましょう。」との呼びかけのもと、まず、原爆の爆風がいかにすさまじいものであったかを感じられる頼山陽文徳殿九輪塔(写真Ⅰ)や旧陸軍被服支廠の爆風でゆがんだ鉄扉(写真Ⅱ)などを見学しました。

 比治山の旧陸軍墓地では、お世話をされていた年配の女性から軍国教育を受けた体験や軍歌を聞かせていただきました。また、江波山気象館では、自らも傷つきながら観測員としての使命を果たされ、原爆に関する貴重な資料を残された方々のことを学びました。

 広島城本丸近くの地下にある旧中国軍管区司令部防空作戦室跡では、実際に地下の作戦室跡に入り、「広島がやられました!」とここから第1報を伝えた女子高生の当時のようすに想いをはせました。最後に、小学生達が世話をしてきた被爆エノキを見ながら、「原爆や戦争を体験していない世代でも、平和を創るためにできることはたくさんあると思います。まず、身近なところから始めましょう。」との言葉で3時間余の学習を終えました。

 バスでの移動中は、持参した被爆瓦を実際にさわって原爆の熱線のすさまじさを想像したりしました。また、熊本から来た中学生は案内者に長崎の原爆について話したりしてくれました。

 子ども達は、厳しい暑さにもかかわらず熱心に聞いてメモを取ったりしていました。また、参加された保護者から「大変勉強になりました。ありがとうございました。」とのことばがありました。

頼山陽文徳殿五輪塔

旧陸軍被服支廠

≪この「親子で歩こう広島原爆・戦争遺跡」は、毎年8月7日に行う予定としております。限られた募集人数ですが、来年の学習ツアーを楽しみしています。ご参加くださった皆さん、案内講師の多賀先生ありがとうございました。≫

Posted at 02:00 | カテゴリー: 旅 アラカルト | コメント: なし

この記事にコメントする




コメント記入欄

copyright(c) Chuo Travel Co.,Ltd.