九州新幹線「熊本駅」
投稿日:2012.04.25
九州新幹線が全線開通して1年余りが過ぎました。
山陽新幹線と九州新幹線を直通運行する「みずほ号」や「さくら号」の増便もあって、この春は、個人旅行・団体旅行を問わず「みずほ号」や「さくら号」などの新幹線と九州内の温泉宿泊を組み合わせた九州旅行のご希望を多くいただいております。
今回の旅アラカルトでは、九州新幹線全通により登場した新しい熊本駅をご紹介します。
熊本駅での新幹線改札口は「西口」となります。
ちょうど九州新幹線「つばめ号」が入線していました。新幹線のホームはターミナル3階にある駅が多い中、熊本駅では2階に新幹線ホームがあります。
新しい駅を利用するとき、我々旅行会社にとって旅行運営上の注意点は「改札口の位置」や「トイレの位置」、そして「貸切バスの停車場所」がどこにあるかなどです。改札口を出て貸切バスが待つ位置までどこを歩くのか、どれくらいの距離があるのか、限られた旅行の大切な時間をロスすることなく円滑に進めるための重要な情報です。
ターミナルビルを背にした写真ですが、貸切バスの停車場所は一般車両駐車場の向こうに3台分(写真では大型バス1台停車中している付近)、写真左手に待機場所として3台分が確保されています。これらまで新幹線改札口から徒歩数分の距離です。停車場所・待機場所が3台づつですが、修学旅行など多くの台数を使用する団体、また、週末や旅行シーズンで混雑する時期を考えると、この停車・待機スペースに貸切バスを進入させることができず、駅周辺での乗降になったときのお客様・添乗員・貸切バス乗務員の苦労が目に浮かんできます。
熊本駅西口(新幹線口)の新幹線改札口です。自動改札機が並んでおりますが、団体JR券など自動改札機に通らないJR券をお持ちのお客様は、右端にある駅係員がいる改札口をご利用いただくことになります。
新幹線改札口の正面にあるショッピングゾーンです。「フレスタ熊本」という施設です。多くの店舗が小型ですが、たくさんの熊本名物がお土産として並んでいますので、九州新幹線の乗車前に時間のあるお客様は、ぜひ、ひと回りしてみてください。熊本名物の「馬肉」や「からし蓮根」、銘菓「陣太鼓」もちゃんとありました。
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山陽新幹線と九州新幹線の直通列車である「みずほ号」や「さくら号」を利用する九州旅行、この人気はしばらく続きそうですが、「みずほ号」「さくら号」は指定席満席の便が目立っています。特に、週末は座席の確保が難しい状況が続いております。
九州新幹線を利用する九州旅行をご計画される際には、お早めにご相談ください。
お問い合わせをお待ちしております。