指宿のたまて箱号

投稿日:2012.08.02

JR九州には、色々な名称の観光特急列車が運行されていますが、九州新幹線の効果もあってかどの列車も人気です。

今回は、その中でも人気が高く、なかなか座席予約が取れない「特急列車 指宿のたまて箱(全席指定席)」に団体で乗車してきました。愛称はIBUTAMAです。「団体での座席確保は難しいですよ~。」との言葉から始まった団体手配でしたが、JR広島駅担当者の皆さんにご尽力いただき、見事、団体として座席が確保できました。

指宿のたまて箱

鹿児島中央駅に9時44分に到着する九州新幹線みずほ号から、9時54分発の指宿のたまて箱1号に乗り換えましたが、乗り換え時間は10分、団体のお客様をご案内するときは、「3階の九州新幹線ホームから1階の在来線ホームに移動すること」、「乗り換え時間は10分間であること」、「鹿児島中央駅ではトイレやお買物の時間は無いこと」などを十分に説明し、お客様全員のご協力が必要です。

指宿のたまて箱

たしか今年の6月からだったと思いますが、これまで2両編成であった指宿のたまて箱が3両編成に生まれ変わりました。今回は、1両増えた3号車に乗車しました。車両タイプで座席数が異なりますが、3号車の座席数は30席程度、車両の中ほどに展望席があり景色が楽しめます。(3号車の展望席は自由に利用できます。)

乗車時間は鹿児島中央駅から指宿駅まで50分間です。その間、指宿のたまて箱限定グッズや飲み物などのワゴンサービス、また、客室乗務員が指宿のたまて箱の名の入ったプレートとJRの帽子をお客様にお渡しし、それをポーズに写真を撮ってくれます。観光特急列車ならでは客室乗務員の計らいで旅の雰囲気が高まります。

指宿のたまて箱

在来線を走る特急列車のため少々揺れるIBUTAMAですが、鹿児島湾に添う指宿枕崎線ですので、車窓からのんびりと海の眺めを楽しむことができます。新幹線には無い在来線特急列車から味わうことのできる風景です。

指宿駅

乗車した指宿のたまて箱1号は指宿駅に10時44分に到着し、折り返し指宿のたまて箱2号として指宿駅を10時54分に出発し鹿児島中央駅に向かいます。指宿駅改札口の写真ですが、ご覧のとおり折り返し便も満席の札が立ててありました。本当に人気の列車ですね。

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